段ボール選びは「内寸」と「配送サイズ」を分けて考える
商品が入るかどうかを確認するときは、箱の内寸を見ます。一方、宅配便のサイズ区分を考えるときは、梱包後の外寸と重量が重要です。内寸だけで箱を選ぶと、商品は入っても想定より大きな配送サイズになることがあります。
商品に合う箱を選ぶ5つのポイント
1. 商品の幅・奥行・高さを実寸で測る
カタログ寸法ではなく、実際に発送する状態の寸法を測ります。袋や化粧箱に入れた状態で発送するなら、その状態を商品サイズとして考えます。
2. 商品の周囲に必要な梱包余裕を取る
箱の内壁に商品がぴったり接するより、緩衝材や出し入れのための余裕がある方が扱いやすくなります。ただし、必要以上に大きな余裕を取ると箱が大きくなります。壊れやすさや緩衝材の厚みに合わせて決めます。
3. 複数商品は「3辺合計」だけで判断しない
2個以上の商品を1箱に入れる場合、商品の向きや並べ方で必要な箱の形が変わります。各商品の体積を足しただけでは、実際に配置できるか判断できません。細長い商品と平たい商品では、同じ総体積でも必要な箱寸法が異なります。
4. 外寸で配送サイズ区分を確認する
箱の厚みがあるため、内寸と外寸は同じではありません。「必要内寸は80サイズ相当」と思っても、実際の箱外寸では次のサイズ区分になる場合があります。
5. 重量条件も忘れずに確認する
配送会社によっては、3辺合計だけでなく重量によってサイズ区分や取り扱い条件が変わります。商品重量に箱と梱包材の重量を加えた「梱包後の重量」で確認します。
大きすぎる箱を選ぶと何が起きる?
- 配送サイズが1段階上がる可能性がある
- 緩衝材の使用量が増える
- 箱の中で商品が動きやすくなる
- 保管する箱の種類やスペースが増える
逆に小さすぎる箱では、商品に力がかかったり、緩衝材を十分に入れられなかったりします。「入る最小箱」ではなく、「必要な余裕を確保したうえで小さい箱」を探すのが基本です。
例:250×150×100mmの商品を1個送る場合
商品の周囲に各側10mmの余裕を取るなら、必要内寸の目安は270×170×120mmです。幅・奥行・高さそれぞれに20mmずつ加わります。この必要内寸を満たす箱の中から、外寸が小さく配送サイズ区分が小さいものを比較します。
箱選びを自動化するときの考え方
EC発送では、商品種類や数量が変わるたびに最適な箱も変わります。複数商品では並べ方まで考える必要があるため、内寸比較だけでは判断しにくくなります。EC梱包・発送最適化ツールでは、商品寸法・数量・向きをもとに、商品の向きや並べ方を自動で試し、市販箱や自分で登録した箱から候補を比較できます。
商品寸法から実際に入る箱を探す
商品サイズ・数量・向きを入力すると、商品の向きや並べ方を自動で試し、梱包余裕を確保できる箱の中から配送サイズが小さい候補を比較できます。
EC梱包・発送最適化を使う