複数商品の箱選びは体積だけでは決まらない

商品Aと商品Bの体積を足し、それより大きな容積の箱を選んでも、必ず収納できるとは限りません。直方体の商品は、幅・奥行・高さの組み合わせと並べ方によって「使えない空間」が生まれるためです。

重要:商品の体積の合計が箱の容積より小さくても、それだけで「入る」とは判断できません。

箱を小さくするために確認する4つのこと

1. 回転できる商品か

上下を気にしない商品なら、幅・奥行・高さを入れ替えることで空いた空間へ収まることがあります。一方、液体・ボトル・天地指定品などは横倒しを避ける必要があります。

2. 大きい商品から配置を考える

一般に、大きな商品や配置の自由度が低い商品を先に置き、残りの空間へ小さな商品を入れると考えやすくなります。ただし、最適な配置が必ずこの順になるわけではないため、候補が多いと手作業では見落としやすくなります。

3. 商品の高さをそろえるだけにこだわらない

平面上に並べるだけでなく、商品の上に別の商品を置ける条件なら、高さ方向を使うことで箱の底面積を小さくできる場合があります。ただし、実際の梱包では荷重や潰れやすさを別途考える必要があります。

4. 箱の内壁との梱包余裕を確保する

ぎりぎり入る配置より、必要な緩衝材を入れられる余裕を残した配置を優先します。商品の向きを工夫して数mm〜数cm小さくできても、保護に必要な空間を削りすぎないことが重要です。

「上下固定」が必要な商品

液体容器、天地指定のある製品、内容物が偏ると問題がある商品などは、横倒しを前提にしない方が安全です。上下固定でも水平面内の90度回転ができるなら、幅と奥行を入れ替えることで入る箱が増える場合があります。

例:同じ商品2個でも並べ方で必要寸法が変わる

250×150×100mmの商品を2個並べると、横に並べれば全体で500×150×100mm、奥行方向なら250×300×100mm、高さ方向へ積めるなら250×150×200mmの大きさになります。どの配置が有利かは、候補となる箱の内寸と配送サイズによって変わります。

自動で並べ方を探すと便利な場面

商品種類が増え、数量や組み合わせが毎回変わると、商品の向きや並べ方を手作業で比較するのは難しくなります。EC梱包・発送最適化ツールでは、最大5種類・合計20個までの商品を入力し、指定した向きの条件を守りながら、市販箱や登録箱に入る並べ方を自動で探します。

※ツールでは商品を箱型(直方体)として扱います。斜め置き、商品の変形、荷重、潰れやすさ、緩衝材の実際の形は考慮しません。

商品寸法から実際に入る箱を探す

商品サイズ・数量・向きを入力すると、商品の向きや並べ方を自動で試し、梱包余裕を確保できる箱の中から配送サイズが小さい候補を比較できます。

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