梱包余裕とは?

ここでいう梱包余裕は、商品を配置した範囲と箱の内壁との間に確保するすき間です。緩衝材を入れるスペースや、商品を箱へ出し入れするための余地になります。

「周囲10mm」の場合は、幅方向の左右に10mmずつ、奥行方向の前後に10mmずつ、高さ方向の上下に10mmずつ確保する考え方です。幅・奥行・高さには、それぞれ合計20mmを加えます。

10mmの梱包余裕なら必要内寸はどうなる?

配置全体が250×150×100mmなら、各側10mmの余裕を取る場合の必要内寸は270×170×120mmです。

方向商品配置加える余裕必要内寸
250mm左右10mmずつ270mm
奥行150mm前後10mmずつ170mm
高さ100mm上下10mmずつ120mm

何mmにすればよい?

必要な余裕は、商品の壊れやすさ、使用する緩衝材、商品の個装、箱の強度などで変わります。次のように考えると決めやすくなります。

余裕を小さめにしやすいケース

余裕を大きめにしたいケース

このページで示す数値は梱包設計の一例であり、破損防止を保証する値ではありません。壊れやすい製品は、製品特性に合う包装方法や輸送試験も考慮してください。

商品同士の間隔とは別に考える

「箱の内壁との余裕」と「商品同士の間隔」は同じではありません。複数商品をまとめる場合、商品同士にも緩衝材を挟む必要があるケースがあります。現在のEC梱包・発送最適化ツールの梱包余裕は、商品配置全体と箱内壁の間に適用する設定です。

梱包余裕を増やすと配送サイズが変わることがある

必要内寸が配送サイズの境界付近にあると、梱包余裕を数mm増やしただけで使える箱が変わることがあります。余裕は「大きいほど安心」と単純に決めず、必要な保護と配送サイズのバランスで設定するのがポイントです。

商品寸法から実際に入る箱を探す

商品サイズ・数量・向きを入力すると、商品の向きや並べ方を自動で試し、梱包余裕を確保できる箱の中から配送サイズが小さい候補を比較できます。

EC梱包・発送最適化を使う